クリぼっちの金沢散策・その1[北陸新幹線/鼓門/近江町市場]
冬休みはまだですが、有給を貰って2017年12月25-26日に金沢に行って参りました。
初の金沢
JR高崎駅から北陸新幹線で2時間ちょっとでJR金沢駅。とっても行きやすいのに石川県は初。
冒頭の写真は鼓門。相変わらず斜めっている上、正中線ズレてる…。朝の天気は曇り時々晴れ間といった具合。RAW現像のやり方をちょっと覚えて、やりすぎなぐらいの空の青さにしちゃいました。Flickerに上げて記事を書いてる現段階で反省。
なぜこの時期に行こうと思ったのか。それは、金沢に雪が降ったというニュースを聞いた自分が、(本格的に降るのは1、2月なのにもかかわらず)早とちりをして雪の兼六園を見るためにチケットの予約と休みの申請をしてしまったからです……。
しかし、なかなかに楽しめました。心残りもあるので、また来訪したいです。
近江町市場
金沢の台所。「近江町市場」のエムザ口。初売りの横断幕だけやけに彩度が強く、まぁこれはこれでインパクトあるから良いか、っていう一枚。
人混みが多い通りでの良くあるパターン「望遠圧縮」。圧縮するまでもなく人が多かったです。構図に市場の商品も入れたかったけど、買わないのに売り物を撮る勇気がなかったヘタレです。
私が良く行く海は、日本海側だと新潟の柏崎や寺泊、太平洋側だと那珂湊や大洗ですが、市場の活気のレベルが違いました。お昼はここで海鮮丼。
タクシーの運転手さんや、寿司屋さんで話のはずんだおじさんが言っていたのが「日本海側の海産物は太平洋側の海産物と歯ごたえが違う」ということ。これは実感。
今日の分はここまで!
クリスマスだけでなくいつもぼっちです
新兵器投入&多々良沼での野鳥撮影
[2017年12月23日]
白鳥の飛来地「多々良沼(とガバ沼)」に行ってきました。トップ画像は川鵜たち。奥に見えるのは「浮島弁財天」。
「新兵器」初実践投入
Kenko ミラーレンズ 400mm F8
レンズをもう買わないとか言ってましたが、Amazon Cyber Mondayで衝動買い。
正確にはタイムセール告知で目をつけて、タイムセール価格より中古美品の方が安かったのでそっちで買いました(13,980円)。
2017年9月に後継機Ⅱが出ているため型落ちですが、新型との違いは内面反射への対策の違いのみみたいです。
カタログスペックですが、
- 焦点距離:400mm
- 明るさ:F8固定
- 全長: 82mm
- 重量:500g
- 最短撮影距離: 1.15m
- フォーカス:マニュアルのみ
- 手ぶれ補正:なし
すっごいシンプル。
購入理由としては、
- 安い
- カバーしていないレンジの焦点距離400mm。フルサイズ換算600mm!
- そのわりに軽量・小型
- ミラーレンズというのが面白そう。リングボケとか。中学時代に使ってた天体望遠鏡思い出す。原状新品で買えるミラーレンズはこのシリーズくらい。最近Canonがミラーレンズの特許を取ったらしい。
- MFオンリーでもフォーカスエイド先生がいれば大丈夫。
- F8固定でも外で使うから大丈夫。
- 解像度は悪いみたいだけど、サイズとのトレードオフと考えて70-300mmを持ってけない状況で活用するつもり。
結論から言うと、いろいろ厳しい面がありました。
- フォーカスエイドが働かない:致命的。外だと液晶画面見にくいからライブビューでのピント合わせも難しい。
- 実はAF-P DX NIKKOR 70-300mmより重い(サイズは30%OFF)。質感は素晴らしいですけど、本体もフードも金属でずっしり。
- フードがフィルターと同じ付け方。フィルター付けててフードだけはずそうとすると、フィルターごと外れたりする。
ピントじっくり合わせて静止物撮るならまぁイケる範囲かなぁ。それ以外はAF-P DX NIKKOR 70-300mmで撮って、クロップしたほうがよさそう。
↓望遠具合を比べるため、同じ被写体で撮ってみました。どっちもピント合ってないですけど。白鳥よりダブル犬神家してるカモのほうが気になる。
上「NIKKOR 70-300mm:300mm」
上「Kenko ミラーレンズ 400mm F8」
多々良沼で出会った奴ら
多々良沼は外周7kmほど愛車で一周しました。多々良沼には様々な水鳥がいました。
白鳥
コハクチョウとオオハクチョウのどっちか。見分けがつきません。白鳥がたくさんいるのは、多々良沼に隣接する小沼「ガバ沼」なんですが、2羽だけ多々良沼の浮島弁財天から撮影出来ました。
ガバ沼には数十羽いますが、白鳥との距離が遠いです(望遠の比較写真を撮った場所)。巨大なレンズを三脚にセットしたカメラマンが大勢いました。
400mmに手こずりピンぼけ写真量産。飛び立つとことかMFで撮る技能はありません。機材の選択ミスです。悔しいので年が明けたら、白鳥の撮影に再挑戦したい。
川鵜
かっこよくポーズ決めてもらえました。川鵜は棒に立つのが好きみたい。
アカアシシギ
ちょこちょこ歩いて可愛らしかったです。
カモ
いきなりの大移動にあわてて撮った一枚。数が凄かったです。
コサギ
じっと水面を見つめていました。
ダイサギ
沼に流れ込む小川にいました。私が撮影していたので、散歩していた夫婦が遠目で気が付き、白鳥いた!と興奮していました。コミュ障でサギだと教えてあげられず、申し訳ない。
浮島弁財天
本来は浮島ですが、水量が少ないので干潟になってます。不思議なのが、鳥居が橋側ではなく沼側にあること。
トキナーの広角最高です。
「高尾山」日帰り登山
[2017年12月17日]
群馬には山が沢山あるのに「なぜわざわざ高尾山に?」って感じですが、登ってきました。「高尾山は楽な山」という先入観があり舐めてましたけど、めちゃくちゃ疲れました。
右に人が写り込んでしまいましたが、撮ったとき、確認するとき含め、全く意識そしてませんでした。疲れると判断力鈍りますね。
登りは徒歩で1号路表参道コース。ほぼほぼ舗装路の登山というのは新鮮。望遠効果を狙った一枚。おじさんの背中にピッタリとピントが合ってしまった……。人が多いと顔がバッチリ写っちゃったりして難しいです。
紅葉も少しだけ残ってました。3色のコントラストが美しい。構図としては左上がごちゃごちゃ。ピンぼけ気味。広い範囲にピントをあわせるのが苦手です。要改善。
薬王院の門。逆光で空が白飛びしすぎないように調整すると門が暗くなりました。そこで、RAW現像の本をKindleで買って調整に挑戦。
主な流れは「露出下げる」→「コントラストとシャドー増やす」。コントラストいじったせいで旗が不自然。あと少しだけどゴースト出ちゃってる?
帰りは4号路で帰りました。こちらは1号路と異なり普通の山道。登りだったらきつい道だと思います。
被写体は良かったのに残念ショット。AFにしてたと思ったらレンズのスイッチがMFだった。
下りはケーブルカー使いました。
高尾山入り口から駐車場までの道、川を眺めながら歩いていたら見つけた奴。
頭に黒いラインが入っていて、灰色の羽。アオサギみたいです。
反省点多いので、精進します。
素人が一眼のサブ機(コンデジ)を真面目に考えてみる
セールで安くなっているカメラを見ていて思うことがありました。サブ機が欲しいということです。
D5600が不満なわけじゃありません。
ただ、
- 友人とのちょっとした外出時
- 仕事帰り(職場に置けない。車内に置いとくわけにもいかない)
とかのシチュエーションで、一眼を持ち歩くのはちょっと……と感じたから。フルサイズでもないのに何をと思われるかも知れませんが、今までスマホしか扱ってなかった人間としては、D5600でも破格のデカさです。
そこで、小型・軽量を条件として、コンデジを自分なりにタイプ分けして考えてみました。ミラーレスを考慮しないのは、金銭的な理由です!私が今後ミラーレス機を買うとしたらサブ機じゃなくてメイン機になると思います。
王道を往くハイエンドコンデジ
ここでは、センサーサイズが1型以上のものと定義しちゃいます。一眼の性能に近い反面、個性はあまりありませんが全体的に高性能。
光学ズームは控えめの~8倍程度。単純計算は出来ませんが、一眼レフの焦点距離200mmで10~13倍ズームに相当するみたいですね。
ざっと調べてみた機種。
6万~14万円くらいで全体的にお高い。レンズが欲しくなる一眼と違い、これ以上の出費の必要はないでしょうけど。個人的にはサブ機は気楽に扱いたいので厳しいなぁ。
長所
- 高性能・高画質・高感度に強い
- 明るいレンズが多い
短所
- レンズが収納されない
- 携帯性以外で一眼より飛び抜けて優れてる部分がない。どうせ買うならミラーレス機で良くない?と思っちゃう。
- 価格が高い
一眼では不可能な超望遠モデル
センサーサイズがちっちゃいからなせる高倍率。40倍は当たり前。中には83倍なんてものも。
40倍ズームは、一眼だと焦点距離1000mm級の迫撃砲のようなサイズのレンズに相当するようです。24倍だけどF2.8通しのLUMIX FZ300も面白そう。
30倍以上のものをざっと挙げてみると、
- Nikon:COOLPIX A900,B500,B700,P900
- Canon:PowerShot SXシリーズ
- Sony:Cyber-shot HXシリーズ
- パナソニック:LUMIX TZ90,TZ85,FZ85
2万~5万円くらいでお財布にもやさしい。ただ、高倍率となると手ブレが気になるので、しっかりとした性能のものを買いたいところです。
長所
- 超高倍率ズーム!一眼では逃してしまうシャッターチャンスを捉えることが出来るかも。
短所
- レンズが収納されないモデルも有る
- 高感度には強くないと思う
何処にでも持っていける高耐久性モデル
(大抵の)一眼以上のタフさを求めて。
正直TG-5かTG-4一択な気がする。悪天候の中だったらより明るいレンズが欲しくなると思うし。他は、耐久性を除いて1~2万円の格安コンデジの性能。
長所
- 何処でも持っていける
短所
- 選択肢が少ない
- ズームが弱い
- 性能自体は控えめ
一点突破個性派モデル
使用法で差別化
- アクションカメラ:GoPro身近なところでも流行ってます。単焦点、超広角という割り切り。でもやっぱ動画撮るためのものだよね。
写り方で差別化
- SIGMA DPシリーズ:見た目からして変態。Foveonイメージセンサーは解像力がものすごいらしい。ただ、撮影シチュエーションが限られるとか。Amazonで中古の旧モデルが2万円くらいになっており、凄い気になる。
- トイデジ:撮って出しの極地?需要の減少に伴い、最近新製品が少ないようです。私が買ったSun&Cloudは絶妙なデカさで持ち歩きにくい……。(トイデジとしての)性能はいいのに売れ残った理由はこれかと思いました。
値段と手軽さで差別化
原点に戻ってスマホをサブ機と考える
写真趣味の先達は、iPhoneをサブ機にしてました。
スマホのカメラ性能では画素数しか気にしたことありませんでしたが、広角専用のセンサと望遠専用のセンサを使って疑似光学ズームとか凄いことやってるんですね。
私はスマホをカメラ性能で選ぶ境地には至っていない(ゲームやらないし、どうせ落として壊すのでコスパ重視)ですが、スマホでもいい写真が撮れるように努力してみたいと思います。
ちなみに、私のスマホは「Motorola G5」。モトローラと言ってもレノボ製。公式サイトは
Moto G (第 5 世代) | モトローラ (レノボの子会社)
涙をさそうページタイトルです。
カメラ性能がイチオシの上位機種G5Plusの情報はたくさん有りましたが、無印G5に関しての情報は少なかった。
Androidで個人的なオススメカメラアプリは
以上を考慮して自分が買うとしたら
超望遠コンデジか、TG-5だと思います。それぞれ、D5600ではカバーが難しいフィールドで活躍出来るからです。すぐ買うとかそういう話じゃないですけどね。
初めからミラーレス機にしとけば悩まなかったのかも。でも光学式ファインダーを覗きたかった。D5600から乗り換えるとすると、数年後の発売が噂されてるNikonのミラーレスにしようと思ってます。
季節に敏感にいたい。桜山公園の冬桜
12月9日土曜日。鬼石の桜山公園に行ってきました。目的は7千本もあるという冬桜。冬桜が咲く場所までは枯れ木ばかりで、咲いてるか心配になりましたが大丈夫でした。
ただ蕾が多く、一週間ほど時期が早かった様子。日陰部分はまったく咲いておらず、日のよく当たる斜面は五分咲き程度。
春っぽい写真
ツバキと桜で春!
嘘ですサザンカです。F11くらいに抑えようと思ったら、サザンカと冬桜両方にピントが合わず。サザンカは存在感あるから冬桜にピントを合わせてみた写真。
夏っぽい写真
ありません!
秋っぽい写真
「秋桜」と書いてコスモス。公式HPだと、紅葉と桜のコントラストが映える写真が掲載されてますが、残念ながら紅葉は散っちゃってました。
冬っぽい写真
「雪桜」と書くと、冬桜に雪が積もってる様子を想起します。今朝はうっすら雪が積もってたようです。ごちゃごちゃした風景だったので、超望遠で切り取りました。右の枯れ木と右下の桜の処理をしきれなかったのが反省点。
雑記
高崎観音山ぐるりんウォーキング
11月23日木曜日、会社の人に誘われてJR高崎駅~観音山をぐるっと一周ウォーキングしてきました。観音「山」と普段呼んでいますが、正式には「観音山丘陵」。標高約200mで、高尾山の3分の1ほど。
機材は18-50mmの標準レンズ一本刀。軽くて小さいですし、荷物減らしたいときはとりあえずこれ。
群馬県護国神社
高崎駅西口から和田橋を渡り、護国神社へ。道中には美味しいメロンパン専門店がありました。
焼きたて美味しいメロンパン専門店|Melon de melon
護国神社は観音山の麓にあり、行事によく用いられます。今回のタイミングでも、神前式の装いをした花嫁花婿が写真を撮っていました。
白衣大観音
観音山のてっぺんに立つ、高さ41.8メートルの観音様です。
手前の銅像が、建立を主導した井上保三郎。1936年建立なので、盧溝橋事件のちょっと前。観音様の内部に入ることができ、木製の足場を作って組み上げる建造当時の様子が絵画で展示されています。
また、小窓が有り周囲を一望できます。広角レンズを持ってこなかったのが非常に悔やまれるだって重いんだもん。
慈眼院
【五色龍王襖絵・秋の公開】として襖絵を無料公開中。あんなに色彩が鮮やかな龍ははじめて見ました。また、写真コンクールの展示も行われていました。今後、コンクールとかチャレンジしてみるのも良いかもしれないなぁ
おばちゃんの熱心な呼び込みに引きづられて入ったお土産屋さんにいました。フクロウと福を掛けたセールストーク攻勢でしたが、じつはこのこはミミズク。
ひびき橋~
赤い吊橋です。橋桁からは観音様が見えます。
この先にあるのが染料植物園。館内の展示のみ有料、園内は無料です。染料の元になる草木と実際に染めた糸の試料の展示が興味深く、昔の人々の試行錯誤に思いを馳せました。
ココらへんで疲れ切って写真を撮る気力も、寄り道する気力も無くなりました……。
素通りしてしまいましたが、改めて行ってみたいのが洞窟観音。紅葉がライトアップされており鮮やかに輝いていました。
また、「錦山荘」という温泉宿も雰囲気のある建物で好きです。
まとめ
高崎駅から観音山までのウォーキングコースは、見どころ的にも歩行距離的にもちょうどいいバランスです。ぐるりんバスの巡行経路なので、本当に歩けなくなったらバスに乗れますし。私は体力がないのでバテましたが。
紅葉もとても綺麗です。しかしながら、不思議なことにあまり人がいませんでした。結構な穴場だと思います。
疲れた体を癒やすために、駅前で一杯引っ掛けることもできますし!
雑記
今回の記事の写真をFlickerにアップロードしようとしたら、タイムアウトばかりで1枚も挙げられない状態に。ブラウザをChrome→Edgeに変えたら直りました。Flickerの不具合だとか。
知覚動考(ともかくうごこう)「わたらせ渓谷鐵道」行ってきた。その2(最終回)[沢入駅~間藤駅]
沢入駅
「さわいり」と読みそうになるけれど「そうり」。わたらせ渓谷鐵道において最後の群馬の駅。神戸駅~沢入駅の区間では、草木トンネルで高低差140mを登ります。
一番紅葉の撮影がしやすい駅でした。天候が曇だったのが悔やまれます。
駅に隣接して公園があり、そこからの景色も良かったです。帰りに写真を撮りましたが、暗かったためISOを上げたら解像度が悲惨なことになってました。
駅舎の中から撮影。トロッコ列車の乗車券がないため、2時間に1本の普通列車を待ちぼうけ。
さて、今回の旅で一番の見どころだったのが、沢入駅~原向駅の区間です。この区間は、車でも徒歩でも見ることのできない「わたらせ渓谷鐵道」のみの景色です。澄んだ水の渓流と色とりどりの紅葉が非常に美しかったのですが、ガラス越しだったので写真は諦め目に焼き付けました。
途中、上り坂で列車が落ち葉に車輪を滑らせ、坂道発進に失敗したような挙動を繰返していたのも印象的。車両がちょっとバックするのはハラハラしました。