洞窟撮影の基本(受け売り)【上野村/不二洞】
写真教室で群馬県多野郡上野村に行ってきました。
夏はキャンプで賑わう群馬県で一番人工が少ない村ですが、今回の目的は不二洞。天然の鍾乳洞です。
洞窟撮影の基本
事前準備・設定
- 不二洞の場合はLEDでライトアップされているが、ISOは最低でも3200。
- 三脚は必須。ただ、通路が狭いため他の人の迷惑になったり洞窟内にぶつけないように注意。
- 明るい標準ズーム~広角よりの一本に絞るのがおすすめ。洞窟の中は湿気がものすごいため、レンズは交換しないほうがいい。
- 上から水滴が垂れてくるため、対策したほうがいいかも。
その他注意
- 洞窟内外の湿度差で、洞窟から外に出るとレンズが一気に曇る。しばらく撮影できなくなるので注意。カメラをタオルでくるんでバッグにしまってから外に出るとマシになる。
- 撮影後は必ずカメラのケアをすること。
不二洞の周辺
スカイブリッジ
歩行者専用の吊橋としては日本最大規模。30分に一回シャボン玉が飛びます。
谷川岳で見たEVバスと同じバスで不二洞の入り口まで送ってくれます。
お花もいろいろ植えてありました。
不二洞
入り口は普通のトンネルみたいです。
鍾乳洞までつづく地下歩道のようなトンネル。暑い日でしたが中はひんやり。
左上の光源が入ってしまったのでトリミング。
光源の影響が大きいので慎重に撮影しなければ。
ピント合わせが非常に難しかったです。
ファインダーを覗いてもピントが掴みにくいですし、ライブビューで拡大してもノイズが乗ってしまってわかりにくい。
狭い通路の後ろから人が来たためブレブレで撮った一枚。
クリーンルームのようにビニールが通路に被され研究所のような雰囲気もありました。
湿度の高さと上からの水滴で、涼しいけれど快適とは言えない撮影環境でした。
落ちる瞬間の水滴を撮ろうと思いましたが、ちょうどいい光源・タイミング・暗い中でのシャッタースピードなど難易度は高いです。
レンズが曇らないように注意しようとは思っていましたが、外気が入る場面であえなくご臨終。
コウモリも飛んでいましたが、撮影するためにはISO最高にしてシャッタースピードを稼ぎ、とにかく連射するくらいしかなさそうです。
近くにいるのに野鳥より難しそう。